エアサスとは、エア・サスペンション(air suspension)の略で、従来の金属のコイルバネの代わりに空気が入ったシリンダー、エアスプリング(空気バネ)を用いてバネの代用をしているサスペンション構造のことです。
空気の弾性を利用するため、細かい振動を良く吸収して乗り心地が良く、空気圧のコントロールで車高を一定に保つことができます(車高を自在に調整できるエアサス・コントローラーなども販売されている)。
ボイルの法則をもとに開発されたもので「一定温度下では、気体の圧力と体積は反比例の関係にある」という部分を応用または改良されて誕生しました。
要するに、気体を2分の1の体積まで圧縮すると、圧力は2倍になる。つまり反発力も2倍になる。そういう空気の性質を利用したのがエアサスなのです。
車高が調整できるほか、コイルバネより微細な振動が吸収されますので、積載物に路面からの衝撃を与えないクッションになっているため、衝撃に弱い精密機械や検体なども運べます。
このため、お客様の大切な商品を安全かつ大切にお運びすることが可能なのです。
常に荷台を平行に保つため、路面からの衝撃を吸収し、路面に凹凸があっても常に荷台を平行に保ちます。これにより、積載物を安定させたまま走行できるわけです。