車両整備不良による事故を未然に防ぐため、
当社では年間整備管理スケジュールを策定し、計画的な点検を実施しています。

ドライバーによる乗務前の点検をはじめとした日常的な自社整備に加え、
全車両に対して正規ディーラーによる3カ月ごとの定期点検および年次点検を行うことで、常に安全で良好な車両状態を維持しています。

この度、当社では運行管理の効率化と安全性の向上を目的として、IT点呼システムを導入いたしました。
IT点呼により、遠隔での点呼が可能となり、従来の対面点呼と同等の確認が行えるようになります。
これにより、ドライバーの皆様がより柔軟に業務に取り組める環境を整えることができました。
今後も、安心・安全な運行体制の構築に努めてまいります。

※参照　IT点呼キーパー公式サイト｜総合クラウド点呼システム


点呼の法的義務について
・貨物自動車運送事業輸送安全規則により、運転者の健康状態・酒気帯びの有無
　車両の安全確認などを点呼で確認することが義務付けられています。
・点呼は「対面」が原則ですが、条件を満たせば「IT点呼」や「電話点呼」も可能です。



導入の背景と課題
・運行管理者の人員不足により、対面点呼の実施が困難な時間帯が存在していた
・拠点間の連携が不十分で、点呼業務の属人化が進んでいた
・法令遵守と安全管理の強化が求められていた




導入の目的
・点呼業務の効率化と標準化
・運行管理者の業務負担軽減
・拠点間の連携強化による業務の最適化



導入後の効果
・点呼業務の実施率が100％に向上
・運行管理者の残業時間が月平均20時間削減
・アルコールチェックや体調確認の記録がデジタル化され、監査対応が容易になりました。

ロイヤルコーポレーションでは、日々の安全運転の意識向上を目的として、各方面で実施されているコンテスト・コンクールなどの活動に積極的に参加しております。
また、運転者の特性を把握するための「適正診断」を、運転傾向を確認できる「アクセスチェッカーミニ」を活用し、安全運転の意識向上と事故防止に努めています。

ロイヤルコーポレーションでは、冬季シーズンにおける安全運行を確保するため、各営業所の全車両にスタッドレスタイヤを装着しております。

これにより、積雪や凍結による交通規制などにも柔軟に対応し、メーカー様の大切な製品輸送に支障をきたすことなく、安定した輸送サービスの提供を実現しています。

今後も、季節や環境に応じた安全対策を徹底し、安心と信頼をお届けしてまいります。

全車ドライブレコーダー・デジタコを装着しています。

ロイヤルコーポレーションでは、YAZAKI社製の最上位機種のドライブレコーダー一体型のデジタルタコグラフ『YDX-8』を全車に搭載しております。
(YDX-8とは？ 矢崎エナジーシステム株式会社参照)


ドライブレコーダーのカメラを利用した画像認識、安全運転サポート
�@⾞間・⾞線認識や道路上の路⾯標識（制限速度、横断歩道予告、⼀時停⽌（⽌まれ））の画像認識
�A信号機検知（⾚信号侵⼊）
�Bスマホ通話検知（運転中の通話）
の機能を新たに追加した機種に変更いたしました。

これによりドライバーの運転中の危険挙動を事務所へ通知することができるようになり、これまで気づくことができなかった運転状況を把握することが可能になりました。
ドライバーの安全運転の意識の向上に繋がるように取り組みを進めています。